制作: DROOL
公式ジャンルはリズム・バイオレンスアクション。
バイオレンスというと日本だとホラーチックなイメージだけど、怖さは全く無いです。
ジェットコースターみたいな感じで進んでいき、リズムに合わせてボタンを押したり自機を右にやりつつボタンを押し続けたり、ジャンプさせて輪っかをくぐらせたりするゲーム。
ジャンル的にはリズムゲームなんだろうけど、作り的にはアクションゲームっぽい。
リズムゲームだと失敗したらゲージが下がる。成功したらゲージが上がる。それでゲージが0になったらゲームオーバーで曲の最初から。というのが多いと思います。
でもこのゲームは2回ミスるとゲームオーバー。でも最初からではなくミスったポイントから始まるっていう感じ。面も1曲っていうより1ステージだし。またステージを進めるごとに操作要素が増えていくのはとてもアクションゲームチック。
曲もステージも格好良く、高速で移動しながらリズムに合わせて進んでいくのはうまくいけばすごく気持ちいい。初めてすぐは多くの人がなんかスゲーって思えるはず。
ただそのうまくいけば。というところが非常に難しい。
リズムゲームだと難易度選択があって一番簡単なものだと全曲はクリアできるみたいになってる。でもこのゲームはアクションチックに作られている。しかも硬派な感じに。
難易度選択なんてもちろんなし。しかもとりあえずやってみましょう。みたいなステージがほとんどなくとても難しい。
どれぐらい難しいかというと全9ステージ中4ステージクリアした時点でなんか満足してしまうぐらい。
単純に難しいってのもあるし、2回のミスでゲームオーバーなきつさもある。でも1番きついのはボス戦。
このゲームはミスったらダメージになるものと、ミスっても得点にしか影響しないものがある。普通はミスったらだめなのだけ気をつけたら評価は低くなるけどクリアはできる。
でもボス戦は普通なら得点にしか影響しないものもちゃんとしなくちゃいけない。
1個でも見するとダメージにはならないけど同じところをもう1回。という感じ。
おまけにミスるとボス戦の最初からなので苦手なのがあると永遠とループ&ゲームオーバーの繰り返しでドツボにはまる。
ただゲームオーバーになってもコンティニュー選択みたいなのなしですぐに始まるので、そこらへんはストレスフリー。なのでなんかムキになってやってしまう。
もちろん難しいだけ達成感はあります。達成感がありすぎてなんか全部クリアしないでいいやってなるぐらいに。でもステージ3とか4までクリアするだけでも十分元はとれる面白さ。自分もとても満足。残りは気が向いたときにやればいいし。
曲やステージにバリエーションがない。ムズい。1ステージがながい(途中で辞めても次にそこから始めれるけど)。など分かりやすい欠点もある。
しかしそれ以上の魅力もあるなーっていう感じのゲームです。
PS4、switch、PCで出てます。
PS4、PCはVR対応。switchはHD振動対応、持ち運びできる。
っていう長所がある感じ。
映像の凄さ的に自分はできないけどVRでやくるのが1番楽しそうだなって思いました。
もしVR機器がないなら携帯モード&HD振動のスイッチがいいかなって思います。
このシステムで色々な曲が遊べるものが出たら嬉しいなーって思いました。
続編があればボス戦周りだけでも改善して欲しいです。