おしゃべり!ホリジョ!

www.youtube.com


制作:クラウズ

 (ミスタードリラー+勇者のくせになまいきだ。)÷2-競技性=おしゃべり!ホリジョ!

的なゲーム。

お宝を取るたびに、または取らなくても主人公が何か喋るのが特徴。

たくさん喋るけど特に硬い岩を取るときのセリフが好きです。

このゲームでやばたにえんという言葉を知りました。

ゲームオーバーはあるもののアイテムがあればほぼそうならない難易度。

ゲームオーバーのペナルティもお宝の換金が半分になるだけの軽いもの。

ミスタードリラーみたいに焦ることはないものの、達成感もあんまりないまったりとしたゲームです。

熱中するってわけじゃないけど何も考えずに掘っていくのが楽しいなーと思いました。

長く楽しめる内容じゃないけど安いのでそこらへんは気にならないかな。

ただスタッフロールでもっと喋って欲しかったなというのが不満点。

あとせっかくいいキャラなのでストーリーやイベントなどがあったらよかったのになーとか。

まとめとしてはがっちりしたゲームを楽しみたい人向けじゃないけど、何かぼんやり遊べるゲームで癒やされたい人におすすめという感じです。

私は今日ここで死にます。

www.freem.ne.jp

制作:mint wings(1666)

第13回ノベルゲーム部門銀賞作品。

30分ぐらいで終わる短編が2つのビジュアルノベル

選択肢はなくて一本道。

話自体はよくある感じだし立ち絵はなくて背景のみですすむということも多かったけど、曲の使い方や文字の演出などがよくて飽きずにすすめることができました。

短いのでちょっとあっさり気味かなと思うところもあったけど、長すぎてダレるよりはいいかな。

2つの話はどちらも良かったけど最初の方が好みです。楽しげだけど悲しい雰囲気の会話が凄く良かった。

素直にいい話だなって思える内容なのでそういうのを求めてる人にはおすすめした作品です。

 

ぼくの一人戦争

dlsoft.dmm.co.jp

制作:あかべぇそふとつぅ

 車輪の国やG戦場の魔王で有名なるーずぼーい&有葉作品。

車輪の国は途中までしか、G戦場の魔王はどういう話かも知らないけど。

るーずぼーい原作の無能のナナは買ってます。

ライター買いっていうわけじゃなくてタイトルとパッケージ絵に惹かれて買いました。

やった感想としては面白かったけど物足りないところもあるといった感じ。

エロゲーは基本的に長いので途中でだれたりするけどこの作品はあんまりそういうのがなかったのがよかった。

特に序盤のキャラ紹介でちょっとした仕掛けがあって、そこでおっとひっかかりになってたのはうまいなーと思いました。

話も急に巻き込まれた伝奇物的なあれでこの後はどうなるんだろうという興味の持続が続きました。

ただ最後の方はちょいぐだりと反対に急に終わった感じがあったのは残念だったかな。

会と呼ばれるものが曖昧だったりそれで起きてる描写が割と重視されてなかったりと、伝奇バトル物を期待してるとがっかりするだろうなーと思いました。自分はどういう話かも全く知らずに買ったので気にならなかったけど。もともとバトル物ってあんまり興味が無いしね。

登場人物はどのキャラも良くて特にしのぶと結花がよかった。全体的に悪い面とか暗い面とかを隠さずに書いてる系なので、キャラ物的な感じを求めてる人はちょい嫌な感じになるかも。自分はこういうのの方が好きだけど。せっかくのノベルゲーなのに攻略できないのが残念。時間がなかったか。

人間臭さもあるサブキャラの中でメインヒロインはひたすら天使。良くも悪くも。

そういうのも気になる人は気になるかもなーと思いました。

1番気になったのはラストの展開。

主人公があることをしてヒロインを助けるんだけど、何だかかなりあっさりした感じ。

作中でもそうすることのリスクがあることがちゃんと説明されてる&ちゃんとその代償を受けてる(だから時間が飛んだ)んだけどやってる方としてはそんな感じはなかった。

のでまるでノーリスクで助けることができたように思ってしまうのが残念だなーと。

ダイジェストでいいので(むしろしっかりやられても困る)それまでの経過を書いてくれたらもっとラストシーンに感情移入ができたのになーと思ってもったいなかったです。

全体的に見たらいい作品だし好きではあるけど色々と勿体なさもあって好きなものコレクションには入らない感じ。

積みゲーが終わったらこのコンビの他の作品もやってみたいなーと思いました。

DearMyAbyss

regista.co.jp

制作:ベリアル

1冊の本から始まるホラー風味の百合ノベルゲーム。

 

プレイ時間25時間前後とあるけど6時間ぐらいで終わる内容。他のレビューでもそんぐらいだったのできっとメーカーの前後という解釈が独特なんだろうと思う。

それか最低でも4回はやれよという意思表示。

価格は1000円と安いけど制作費もかなり低そうな感じ。

BGMや背景は加工で立ち絵もかまいたちの夜のような影絵だから表情差分はない。

イベント絵も抽象的なものが多くて絵で盛り上がらせる気はさらさらなさそう。

そういう風に見てみるとなんか手抜きっぽいし、実際にそういう面もあるだろうと思う。

けどノベルゲームはシナリオが良ければ十分に楽しめるもの。

ということでだいぶ好きな作品でした。

変な本だったり謎の転校生だったり不思議な夢だったりクトゥルフ神話だったりとホラー要素はしっかりとある。

でも作品の本質はやっぱり人間関係とか心理とかそっち方面なんだろうなって思う。

ホラー要素とか夢の話とかはあくまでそれらの補佐的。

大きな盛り上がりもないし、純粋にイイハナシダナーと思えるような内容でもない。

でも何かこういうのもいいよねって思える内容。

主人公の性格の悪さ的なのもひっくるめて好きだなと思えます。

ただかなり雰囲気重視ではあるのでしっかりとしたシナリオが読みたいっていう人は退屈になりそう。

登場人物も個性がある割には地味めだけどそれが良さだと思う。

個人的にちょい変な喋り方のるうが1番よかったです。

同じSwitchのノベルゲームといえばレイジングループだけど。

あっちはとりあえずやってみろ。と勧めたくなる作品。

こっちは趣味が合いそうな人にこっそり教えたくなるような作品でした。

でもこれに7年ってさすがに時間かけすぎだろとは思わなくはない。

明日の君と逢うために Complete BOX

dlsoft.dmm.co.jp

制作:パープルソフトウェア

 明日の君と逢うためと本編で人気だったサブキャラ七海がメインの明日の七海と逢うためにが合わさったお得なバージョン。

こいつメインの話ないのかよということもない親切仕様です。

ただしやっぱり神様は無理でした。

全体的な感想としてはとても親切に作られてるけど勿体なさもあるって感じ。

キャラもいいしBGMもいいし絵も綺麗だし海などはちゃんと動いてるし立ち絵も量があって動き的な演出も丁寧だしイベント絵もいい絵が多かったし全体的な話も悪くなかった……って書くと名作感があるけど何だか最終的にはうーんみたいな。

全体的に話がぼんやりとしていて引き伸ばし気味の中盤から終盤にガッと終わる。

なので途中でだれてしまい終盤の展開もいまいち乗り切れないところがある。

もっとコンパクトに纏めてくれたら良かったのになーという意味でもったいない。

あさひシナリオはベタではあるけどルート入ってすぐに目的(脚本作り)が分かるので一番楽しめたなと思います。キャラ的にも1番好きだけどエロゲー向きではない気がする。

個人的には乗り切れなかったけど日常系エロゲー好きっていう人にはいいんじゃないかなと思う。まぁそういう人はとっくにやってるだろうけど。

シナリオよりキャラの掛け合いや絵の綺麗さなどを求めてる人におすすめです。

割と昔の作品なので値段が安くてボリュームもあるしね。

余談だけどタイトルだけ見てループ物かメメント的なあれかと思ってました。

Revival

www.freem.ne.jp

制作:どらっぐ(7462)

一回の戦闘で終わる超短編RPG

ボスは強いけど何度でもやれば必ず勝てると思う仕様。

負けてもその戦いは未来予知という形で還元されるのがいいなと思いました。

ストーリーもほとんどないけどボスを倒した後のセリフがよかったです。

短いながらしっかりとした達成感があって好きなゲームです。

五つの部屋

www.freem.ne.jp

制作:欠陥オルゴール(4886)

絵も文章も音楽もとても綺麗に混ざり合ってて良かったです。
凄くいい雰囲気のゲームでした。
内容は各部屋で問題を出されるというシンプルなもの。
ラスト以外は間違えても問題はない。
基本的に簡単なものが多いけど、最後とその1個前は難しい。
難しいっていうかそもそも答えを連想できないって人が多いと思う。
ぐぐれば分かったけど。
最後の問題も答えれたけど何か隠しエンドがあるっぽい。
そっちの方は未だ分からず。
っていうか自分が見たのが隠しエンドなのか通常エンドなのかも分からない。
そういう不親切さも多いけれど雰囲気が良くて短いゲームなのでおすすめです。