制作:ケムコ
人狼+ループもの的なノベルゲーム。
主人公はリーディングシュタイナー持ち。
役職名とかは違うけどルールはほぼ人狼。襲撃と吊り=死亡のデスゲーム。罰はあるけど場外乱闘有りなのはわりと珍しいかな?
基本的に人狼とデスゲームは相性が悪いと思ってます。
ですがこのゲームは排他的な村のさらにはみ出し者が集まる地域を舞台にしてるのでそれなりに展開などに説得力がある。
村のために死ね。という暴論がまかり通るみたいなとことか。
基本的に選択肢にはロックがかかってるから一度やって、また戻ってを繰り返す。
これは記憶を思い出すことで選択肢が増えるという設定なので理屈としてどうして選択肢が増えるのかというのが分かる。
話的には人狼をループしつつ行って最終的には人狼の黒幕、ループの原因を解決するという感じ。
単純に人狼ゲームとして面白かったし、最終的な解決編まですごくよかった。
あんまりダレるところがなく、続きが気になるのでわりと一気にやってしまいました。
クリア後のおまけも面白かったです。ここでこの人は~いうことを考えてた。っていうのは人狼後の赤台詞や独り言を読んでるみたいで、それも人狼っぽいなーと思いました。
基本的に話としては解決してるけど、バックグラウンドにわりと大きな話がありそうなのが気になる。他のゲームをすれば分かるのかなと思いました。
話も面白かったですけど登場キャラもよかった。
あまり捨てキャラ、死にキャラがいなかったのが好印象。
ヒロインの3人はどの人も癖がありつつそれぞれの良さが出てて良かったです。
個人的には春が1番かなーと思いました。あれ込みで。
男キャラだと清之助。偉そうだけどいじられキャラっていうのがよかった。おまけシナリオの話もよかったし。
主人公もいい感じにただのいい人じゃない。人狼系で正義感が強い主人公だととてもうざったいのである程度は冷酷じゃないとなと思います。
間違いなく人狼ゲームを題材にしました系ではトップな面白さ。
switchでやったけど色々なハードやスマフォ的なもので出てるのでぜひやってほしいです。
ケムコのゲームはWiiUでやったトガビトノセンリツ以来の2本目。
デスマッチラブコメを確かWiiUで買っててやったなかった気がするので買ってたらやりたいと思います。
買ってなくても買ってやりたいと思います。