制作:あっぷりけ
今年からエアロバイクの暇つぶしに垂れ流すものがノベルゲーム中心になった。
ので前よりノベルゲーム(エロゲー)をすることが多い。個人制作でノベルゲームを作ってるのでいいことのはず。
でも遡って感想は書かないのでこの作品が初ってことになる。
ミステリー・ホラーということでやってみたゲーム。意外とエロゲーってそういう作品って少ない気がする。
話としては久し振りに田舎に帰ってきた主人公が森の中の館で~という感じのミステリーではよく見る感じ。でもこの作品はあんまりミステリー要素はなく、ほぼ怪異とかホラーとかそっち系。
そもそも登場人物が少ないし、おまけにそのうちの2人は物語のちょい外、しかもとりあえずみたいな推理要素もない。
のでミステリーとして期待して買うとがっかりする可能性大。
しかし良くも悪くもまとまってるっていう話なのでそれなりには面白かったりするけど、あくまでそれなりってところ。まぁもともとミドルプライスのゲームだしなって感じ。値段相応には楽しめると思います。
仕組みはAルートをクリアするとBルートの選択肢が開放。Bルートをクリアすると~。って感じのロック形式。
個人的にはなんだかなーと思いつつもこういう形式にしたい気持ちも分かるので複雑なところ。いきなり真相ルートにいかれたら他のルートが茶番に見える可能性もあるしね。
この作品は一応エロゲーらしくそれぞれのルートが各ヒロインのルートになってるけど、同時にホラーにも寄せてあるのでそれぞれのキャラが好きな人にしたらうーんとなるかもしれない。最後にいくエンドはさすがにきれいに終わってるけど。
そこらへんはあくまでホラーゲームってことで恋愛恋愛を求める人にはミステリーを求める人より不向き。エロシーンの入り方もかなり雑いし。
あんまり色々なものを期待してやるとがっかりかもだけど軽い感じで始めたら楽しめるんじゃないかなーと思いました。