制作:ライアーソフト
今では珍しくない過去の人の女体化物。
当時は色物扱いだったとか。
個人的に1番好きなエロゲーの屋上の百合霊さんのライター作品だったのでやってみました。百合霊さんは今月にフルボイス版が発売。やったぜ。
このゲームは不条理とか評判とか治安とかいうパラメーターがあるけど基本的にはノベルゲーム。数値もおまけEDを目指さなければ飾り。
自由時間中にクイズに答えて借金をしたりキンノー(勤皇)という敵と戦ったりもできるけど、そっちもおまけ要素みたいな感じ。ガン無視でもストーリー上は問題なかったです。
キャラ数やED数は多いものの1周は短め。2時間ぐらい?
会話もストーリーもさくさくとできるので、あまりだれずに攻略していくことができる。
でもキャラは違うけどストーリーは割りと史実通り(らしい)。
なのでどのキャラでも似たような展開といえば展開になってしまうのが欠点。
一気に全キャラをクリアするっていうより何かの合間合間にちょこちょことやっていくのがいいと思います。
また今作では立ち絵がなく四角い箱に顔が表示されるタイプ。
1キャラの場所を取らない分だけたくさんキャラを表示できる。
それに普通の立ち絵よりあっちこっちに動かせるのでキャラの動きが出しやすいのがいいなーと思いました。真似したい。
新撰組、それで史実に忠実なので登場人物はハッピーエンドってわけじゃない。ってかそうじゃないのが多い。
特に普通のEDを一通りしてできるEX編ではそれがよく強くなる感じ。
通常EDでも1部で新撰組のその後を淡々と書いてあったりする。
でもそういう悲哀な感じとかが前半のコメディと対比になって凄くよかったです。
コメディ部分もシリアス部分も同じぐらい楽しめました。
ただ絵的にやっぱりエロシーンが好みじゃないので、もっと違うイベント絵が欲しかったな。あの人の斬首とか。そこまでいくとやり過ぎかもしれないけど。
1部のおまけEDを見るのがめっちゃ面倒くさいとか分かりやすい欠点はある。
でもかなりいいゲームといっていいんじゃないかなーと思いました。
八雲剣豪って名前と絵になんか見覚えがあったけどくじびきアンバランスの人でした。