制作:Red Candle Games
台湾の会社が作った2Dアドベンチャーゲーム。Steamで気になってたけどSwitchで出たのでやってみました。
横スクロールの学校を舞台にアイテムや資料を集めながら仕掛けを解いていく感じ。
難易度は低めで攻略サイトを見ないと無理ということはないと思います。2アイテムなどを見落とすことが少ないのが2Dのいいところだな。
道中には敵(?)もいますが戦闘はなくやり過ごす感じ。この敵はあんまり怖さにつながっておらず、むしろ面倒くさい要素の方が多かったからなくてもよかったんじゃないかなと思いました。他の部分でしっかりホラー要素は出せてるしね。音楽室の仕掛けを解いてすぐのあれの演出が特に好きです。他にもおおっと思うようなところがいくつかありました。
ストーリー的は良く分からない感じで進むものの最後にはこういう話だったんだなってしっかり分かるのが高ポイント。個人的にはオチの一部がこれなのかーという感じもしたけど、評価自体は落ちない感じかな。
EDは2種類あって途中で分岐みたいなのもあるけどラスト以外は一本道。なのでクリアした後にもう一個のEDを見るのが微妙にだるい。こういうのはノベルゲーム以外のマルチエンディングではありがだけど。でもどちらのEDも良かったです。
物語の舞台は1960年代の台湾。かなりの言論統制があった雰囲気がよく出ててそういうのを体験するという意味でもいいゲームだと思います。
派手なストーリーやキャラや演出などが好きな人には退屈かもだけど、暗い雰囲気重視のゲームが好きな人におすすめです。