絵柄の可愛さとノスタルジックな雰囲気は抜群にいいものの理不尽的な難易度がもったいないゲーム。キャラと雰囲気は抜群に良かったです。
深夜、という感じの街やそこを徘徊するお化けたち。小さい頃に夜の街を歩くとこんな気持になるんだろうなーと思えそうな感じ。
また操作中は無表情だからこそイベントで感情が見えると……という主人公キャラも凄く良かった。のでキャラや雰囲気は本当に凄く良いゲーム。なのでおすすめです。
でも問題はゲーム的な部分。
謎解き的なので詰まることはほぼないものの徘徊してる敵がどれもガチで殺しにくるので常に全力で逃げないとすぐにゲームオーバーになってしまう。
特に後半に出てくる敵キャラはでかい、早い、道が狭い、の上に当たり判定もがばがばなので死にまくる。
と死にまくりな中でもクリアまでの時間は5時間ぐらいとボリュームは少なめ。
プレイ時間を引き伸ばすために高難易度にしたんじゃないかと思われてもしゃーないような感じだし実際にそうだと思う。
ぱっと見の印象で街を徘徊し幽霊たちと話したりしながら姉を探す内容、と思うとこれじゃないと思ってしまう可能性大。
ゲーム自体は短くて理不尽で難しいけれども雰囲気は凄くいいのでそこに惹かれたのなら安くなってるし買ってもいいかもという感じ。
でも続編の真夜廻、夜廻3の方が難易度だったりが改善されてるみたいなので本作は飛ばしてそっちをやってもいいかもと思いました。
雰囲気やビジュアルなどは本当に良かったのでアートブックが欲しいなーと思いました。真夜廻も買ってるのでいずれ買う予定。