OPUS-地球計画

flyhighworks.heteml.jp

制作:四荒八極

発売:フワイハイワーク

望遠鏡で地球を探す内容。

星や空間名、座標の数字を元に見つけていく感じ。

ノーヒントモードは難しそうだけど普通のやつはそれなり。

迷子になっても時間が経過すればナビが使える。

新しい星を探したらストーリーが進む。

ストーリーもゲーム性もそんなに派手ではない。

でもとてもいい雰囲気のゲームっていう感想です。

音楽、絵、シナリオ、ゲーム性が噛み合ってる。

物悲しい話が好きな人は気にいると思う。

プレイ時間は2時間ぐらい。

短いけどがっとやるよりまったりする方がいいかもしれないです。

紹介ページにある絵の雰囲気に惹かれたら買ってみるのをおすすめ。

 

行殺新選組ふれっしゅ

dlsoft.dmm.co.jp

制作:ライアーソフト

今では珍しくない過去の人の女体化物。

当時は色物扱いだったとか。

個人的に1番好きなエロゲーの屋上の百合霊さんのライター作品だったのでやってみました。百合霊さんは今月にフルボイス版が発売。やったぜ。

このゲームは不条理とか評判とか治安とかいうパラメーターがあるけど基本的にはノベルゲーム。数値もおまけEDを目指さなければ飾り。

自由時間中にクイズに答えて借金をしたりキンノー(勤皇)という敵と戦ったりもできるけど、そっちもおまけ要素みたいな感じ。ガン無視でもストーリー上は問題なかったです。

キャラ数やED数は多いものの1周は短め。2時間ぐらい?

会話もストーリーもさくさくとできるので、あまりだれずに攻略していくことができる。

でもキャラは違うけどストーリーは割りと史実通り(らしい)。

なのでどのキャラでも似たような展開といえば展開になってしまうのが欠点。

一気に全キャラをクリアするっていうより何かの合間合間にちょこちょことやっていくのがいいと思います。

また今作では立ち絵がなく四角い箱に顔が表示されるタイプ。

1キャラの場所を取らない分だけたくさんキャラを表示できる。

それに普通の立ち絵よりあっちこっちに動かせるのでキャラの動きが出しやすいのがいいなーと思いました。真似したい。

新撰組、それで史実に忠実なので登場人物はハッピーエンドってわけじゃない。ってかそうじゃないのが多い。

特に普通のEDを一通りしてできるEX編ではそれがよく強くなる感じ。

通常EDでも1部で新撰組のその後を淡々と書いてあったりする。

でもそういう悲哀な感じとかが前半のコメディと対比になって凄くよかったです。

コメディ部分もシリアス部分も同じぐらい楽しめました。

ただ絵的にやっぱりエロシーンが好みじゃないので、もっと違うイベント絵が欲しかったな。あの人の斬首とか。そこまでいくとやり過ぎかもしれないけど。

1部のおまけEDを見るのがめっちゃ面倒くさいとか分かりやすい欠点はある。

でもかなりいいゲームといっていいんじゃないかなーと思いました。

八雲剣豪って名前と絵になんか見覚えがあったけどくじびきアンバランスの人でした。

独裁者のお部屋

www.freem.ne.jp

制作:あっぱれ(5159)

すぐに終わる系ノベルゲーム。
ツクール作品なのでノベルゲームとしてみるとシステム的に厳しいところもある。
けどさくっと終わるし繰り返し要素もないのでそんなには気にならなかった。
ゲームオーバーになるポイント前にセーブさせてくれるし。
話は良くも悪くもショートショート的な感じ。
良くも悪くも軽いけど深読みすればなんかありそう。
独裁者がどんな気分であの部屋にいたかを想像するのもいいかもなーと思いました。

ZERO ESCAPE 刻のジレンマ

www.spike-chunsoft.co.jp

制作:スパイク・チュンソフト

極限脱出シリーズ第3弾かつ完結編。

シリーズを通してシナリオに重点を置いた脱出ゲーム。

今作は前半と後半以外は話→脱出ゲーム→眠るというのを繰り返す。

色々な話を最初から読めるけどどのルートなのか、どの時間の話なのかはやってみないと分からない。

続けて1つの話を読むんじゃなくて本当に断片を読んでいく感じ。

なので脱出ゲームをやってる間はいまいち話が進んでるきとかがおきず、ちょいだれモードになる。

でもネタばらしあたりからは一気に視界が開けたように面白くなる。

話の仕掛けもそうですが、フローチャートの変化が1番おおっとなりました。

このまま盛り上がっていくかなと思ったけど、最後はあっさりめな終わり方。

話的には過去作のとかの保管にもなってるし、単体の話としても十分いい感じ。

でも完結編の終わり方にしてはすっきりしないなーと思いました。

演出次第ではもっと盛り上がりそうな展開ではあるんだけど、結局思い通りに動かされてるってのがちょい残念かな。

極限脱出 9時間9人9の扉のあれの演出を超えるのはかなーり難しいと思うけど。

必要なパスワードが他の話で分かったりとかはとてもよかったです。

ただ似たような感じのレイジングループと違ってほぼ答えのヒントはないのでつまるところはつまりやすい。

でもそれがゲームっぽくてよかったです。

他に不満点といえば脱出パートの雑談が減ってること。

間違えまくっても同じセリフしか言わなかったのがとっても残念でした。

前作は下ネタが割りと多かった気がするので、それが不評だったのかもしれない。

ちょこちょこ目立つ不満もあるけど全体的にはとても楽しめました。

単純にシナリオが面白いシリーズなので脱出ゲームをやらない人にもおすすめ。

システム的には今作が1番よかったけど、だからこそ1作目の極限脱出 9時間9人9の扉からやってほしいなーと思いました。

それも極限脱出 9時間9人9の扉スマホとかパソコンでもできるけどぜひDS、3DSでやってほしいです。

D.M.L.C(デスマッチラブコメ)

play.google.com

制作:ケムコ

レイジングループがとても好きだったのでやってみました。

美少女2人から告白されるリア充は爆発しろ系ゲーム。

誰かからかけられた呪いによっての爆発を回避しつつ真相に迫っていく。

序盤はコメディ、途中からシリアス時々コメディ。

爆死がメインでたまに他の死に方。バッドエンド多数。

フラグを立てる行為がバッドエンド直行なのが面白かった。

けど何だかのれそうでのれないまま終わった。

やっぱりこれはコメディなんだねと主人公のあれをなかったことに共通認識として作るところは好き。

好きな場面はいくつかあったし、つまらなくはないし、途中でやめようとは思わなかった。

でも全部のバッドエンドを見たりおまけモードを全部読もうとはなんだか思わない感じ。

全体的に間延びになってたのが原因かなと思います。

平均よりは絶対に上だけど比較対象がレイジングループになっちゃてるので評価が難しいといえば難しい。

レイジングループの某キャラが大きくなった姿で出てくるのはよかった。(正確にいうと今作の子供の頃のキャラがあれなんだけど)

他のキャラもこのキャラがいいとかはあんまりなかったけどまとまってる感じ。

黒幕はいるけど明確にメインで悪いキャラっていないし。

それをいい話として見るかぬるいと見るかでも評価は変わるんじゃないかなと思います。

好きなキャラが悪役だった展開が嫌って人もいるだろうしね。

レイジングループが好きって人にはおすすめな感じではないけど、一風変わったギャルゲーチックな話をやりたい人にはいいかなと思います。

不満点をいえば低予算だからしょうがないけどもうちょっとイベント絵があってもよかったんじゃないかなと思います。

 

残懐

www.freem.ne.jp

制作:8Piece(4712)

序盤にギャグっぽい描写&ハマりやすい選択肢がありつつ後半以降は分岐もなく話も重くなるといった感じ。

とりあえず中盤まではやった方がいいかも。

ただジャンルの動機を聞き出すというのを期待してやるとちょっと違うと思うかもしれない。基本的にそこまでアクロバティックな要素は少なく、動機自体もおおよそ途中で分かるしそこまで聞き出すという感じでもない。

ミステリー好きっていうより能力者、ヒューマンドラマ系の話が好きな人は好きになると思います。

 

 

9-nine-ここのつここのかここのいろ

dlsoft.dmm.co.jp

制作:ぱれっと

奇妙な人形とは関係ない。

いつもエロゲーDMM.comでダウンロード版を買うんだけど、知人から3本ほど購入したゲームがある。

そのうちの1本がこれ。あとの2本はまいてつとアメサラサ

知人が金ないって言ってたから買ったけどやっぱりダウンロード版の方が楽だなと思いました。

1月にでる百合霊さんフルボイスバージョンは特典欲しいから箱を買うけど。

そんでこのゲームはいままでやった中ではなないろリンカネーションやあけいろ怪奇譚を書いたかずきふみがライター作品。

なので内容とかよく知らずに買ったけど割りと期待値高め。

どれぐらい内容を知らなかったかというと、途中でこれって能力者だったんだなと分かったぐらい。

持つと超能力が使える不思議アイテムが異世界から流出してあーだこーだ的な内容。

キャラもストーリーもよかった。特に異世界からくるソフィーや先生が好きでした。どちらもメインヒロインじゃないっぽいけど。

シナリオは1度は強制バッドエンド。それで2週目に選択肢が追加されるので正解を選べばバッドエンド回避って感じ。

一応の理由付けみたいなのはあるけど、正直またこの感じかと思わなくもない。

でもこのゲームの1番の欠点はシナリオのぶつ切り具合。

盛り上がりそうなところで盛り上がらずにそのままフェードアウト。

3000円と安いゲームで作品紹介でもシリーズで1つのヒロインにスポットを当てて~とあるので話的にはこれで終わりじゃないっぽい。

でももうちょとうまいやり方があったはずでしょと思ってしまう。

せめてこの作品のメインの事件の犯人ときっりち決着をつけないと独立しており単体でも楽しめるとは言えないんじゃないかなと思う。

続編を買ってもらうためにこうしたのかとも思うけど、満足度が低くなって逆効果じゃね?

なんか有料体験版をやってる感じでした。

なないろリンカネーションの体験版1の方が明らかに満足度は高いし。

続編は出てもいまいちやる気が出ない症候群。

どうせまたぶつ切りエンドっしょって思うので。

全部でてお得なまとめパックが出たら買うかもしれない感じです。