制作:泥中花(8421)
あまり題名とは関係ない内容でしたが(夢が共通するぐらい)楽しかったです。
インパクトがある絵などはなかったけどしっかりホラーしてました。
また登場人物の魅力も伝わってきて良かったです。
作中では多くは語られませんがエクストラなどを読んだりして色々と想像できるところも好みでした。
次回は長編を作るとのことですが今回のキャラが主人公だと嬉しいなーと思いました。
絵の雰囲気が好きなのでダウンロードしてやってみました。
暗めの作風で絵柄や音楽と合ってて凄く雰囲気のあるゲームでした。
内容も複雑だったりするわけじゃないのですが何だか胸の痛くなるような感じで、だからこそ2週目からの展開が普通に読む以上に良い物に感じれます。
全体的に好きですし、いいゲームだと思います。
だからこそシステム的に不便なのが勿体無いなと思いました。
そういうまどろっこしいところも狙いとしての考えかもしれませんが、うーんという感じ。
ノベルエンジンで作成されれば何度もやりたくなる内容だけにやっぱりもったいないなと思います。
制作:モコネコ(4754)
3秒で脱出とあるけど当然ながらトライアンドエラーを繰り返して凄く時間がかかるゲーム。
いい具合にやり方が分かって普通の脱出ゲームならほぼクリアという状況からが本番。
時間がかなり短いので最適化された動きじゃないとクリアできない。
なのでかなり根性が必要なゲーム。その分だけクリアできた時が嬉しい。
ノーマルをクリアしたらスペシャルステージがあるけど、選択がノーマルになってるのでゲームオーバーになるたびに下を押して決定する必要がある。
なので急いでると間違えてノーマルにいくことが多発。
ここらへんをどうにかしてほしかったなって思いました。
制作:OVERDRIVE
キラ☆キラの続編(FD?)。
ただしライターは瀬戸口から寄せ集めっぽいのにチェンジ。
2部構成で第1部は新キャラメイン、第2部は過去キャラも含めて色々なキャラにスポットをあてる感じ。
FDのつもりで買ったら第1部やってる時にこれじゃない感があるかも。
1部の話は全体的に1とは逆をいく感じ。
1は主人公以外女のバンドで流されるようにバンドを始めたエンジョイ勢。
2は主人公はバンドしたいと最初から決めてたプロを目指すガチ勢。
話も女キャラっていうより男キャラとの絡みが多くてあんまりエロゲーっぽい感じはしない。というか物語やキャラ的に恋愛要素が足を引っ張ってるような感じがする。
エロシーンもとりあえず入れました感が強い。
選択肢は2つあるけど2つとも意味がない1本道だし。
問題児の主人公と個性的なキャラが揉めつつ成長する話なので王道といえば王道。
でも問題児でもDQN方面な感じの主人公なのでかなーり好き嫌いが分かれそう。
合宿からは面白くなるけどそれまでが辛い。
安易的に思える病気設定はなんだかなーと思いつつまとまってると思う。
第二部は1のサブキャラ、村上を中心に群像劇みたいに話が進んでいく。
楽しい優先の学生バンドのその後みたいな内容。
モチベーションが保てなくて辛い。プロになっても辛い。的な話が多い。
全体的に重めなテイストなもの終わりはちゃんとすっきりするような終わりなので素直にいい話だなーって思える。
でもイベントCGのところにたくさん空きがあるからまだ続くと思ってたところで一気に話が終わる&イベントCGが埋まるので唐突に終わる感じになってたのが残念。
悪いわけじゃないけどFDというなら2部の話をもっと膨らませたような気もする。
村上のバンドの話をもっと見たかったなーというのが本音。
キラ☆キラをやって好きだったら安いし買ってもいいと思う。
でも第一部が合わないなら素直にかっ飛ばして第二部だけやってもいいかもです。
制作:四荒八極
発売:フワイハイワークス
望遠鏡で地球を探す内容。
星や空間名、座標の数字を元に見つけていく感じ。
ノーヒントモードは難しそうだけど普通のやつはそれなり。
迷子になっても時間が経過すればナビが使える。
新しい星を探したらストーリーが進む。
ストーリーもゲーム性もそんなに派手ではない。
でもとてもいい雰囲気のゲームっていう感想です。
音楽、絵、シナリオ、ゲーム性が噛み合ってる。
物悲しい話が好きな人は気にいると思う。
プレイ時間は2時間ぐらい。
短いけどがっとやるよりまったりする方がいいかもしれないです。
紹介ページにある絵の雰囲気に惹かれたら買ってみるのをおすすめ。
制作:ライアーソフト
今では珍しくない過去の人の女体化物。
当時は色物扱いだったとか。
個人的に1番好きなエロゲーの屋上の百合霊さんのライター作品だったのでやってみました。百合霊さんは今月にフルボイス版が発売。やったぜ。
このゲームは不条理とか評判とか治安とかいうパラメーターがあるけど基本的にはノベルゲーム。数値もおまけEDを目指さなければ飾り。
自由時間中にクイズに答えて借金をしたりキンノー(勤皇)という敵と戦ったりもできるけど、そっちもおまけ要素みたいな感じ。ガン無視でもストーリー上は問題なかったです。
キャラ数やED数は多いものの1周は短め。2時間ぐらい?
会話もストーリーもさくさくとできるので、あまりだれずに攻略していくことができる。
でもキャラは違うけどストーリーは割りと史実通り(らしい)。
なのでどのキャラでも似たような展開といえば展開になってしまうのが欠点。
一気に全キャラをクリアするっていうより何かの合間合間にちょこちょことやっていくのがいいと思います。
また今作では立ち絵がなく四角い箱に顔が表示されるタイプ。
1キャラの場所を取らない分だけたくさんキャラを表示できる。
それに普通の立ち絵よりあっちこっちに動かせるのでキャラの動きが出しやすいのがいいなーと思いました。真似したい。
新撰組、それで史実に忠実なので登場人物はハッピーエンドってわけじゃない。ってかそうじゃないのが多い。
特に普通のEDを一通りしてできるEX編ではそれがよく強くなる感じ。
通常EDでも1部で新撰組のその後を淡々と書いてあったりする。
でもそういう悲哀な感じとかが前半のコメディと対比になって凄くよかったです。
コメディ部分もシリアス部分も同じぐらい楽しめました。
ただ絵的にやっぱりエロシーンが好みじゃないので、もっと違うイベント絵が欲しかったな。あの人の斬首とか。そこまでいくとやり過ぎかもしれないけど。
1部のおまけEDを見るのがめっちゃ面倒くさいとか分かりやすい欠点はある。
でもかなりいいゲームといっていいんじゃないかなーと思いました。
八雲剣豪って名前と絵になんか見覚えがあったけどくじびきアンバランスの人でした。
制作:あっぱれ(5159)
すぐに終わる系ノベルゲーム。
ツクール作品なのでノベルゲームとしてみるとシステム的に厳しいところもある。
けどさくっと終わるし繰り返し要素もないのでそんなには気にならなかった。
ゲームオーバーになるポイント前にセーブさせてくれるし。
話は良くも悪くもショートショート的な感じ。
良くも悪くも軽いけど深読みすればなんかありそう。
独裁者がどんな気分であの部屋にいたかを想像するのもいいかもなーと思いました。