制作:5Z6P
イラストと題名に惹かれてプレイしました。
断片的な暗い話ではありますがだらこそ伝わってくるものがあって良かったです。
主人公(?)が選ぶ選択は普通では選ばないものなのでそこらへんが人よっては評価に関わってくるかも。
あとタイトル画面の絵が好きでしたけどゲーム内では使われてなかったのもちょっと残念でした。
夜巡る、ボクらの迷子教室
制作:サモエドスマイル
夜間学校に通う生徒と教師の話。
ヒロインは4人と思わせて3人。母親の方と見せかけて娘の方。
共通ルート→各ヒロインルートという普通のエロゲー形式。
話的にはちょっと精神的にやつれた主人公が色々と闇を持った生徒とどうたらこうたらでなんたらかんたら。
割と重めな内容でコメディパートはあるものの割りかし日常の延長って感じでそこまでのばかばかしさがないものの個人的にはこれぐらいでいいと思う。話全体的にも大きな盛り上がりがあるっていうよりは淡々と日常がある感じ。
キャラのことだとヒロインたちの過去だったり闇だったりもけっこう重めでそれなりに突っ込んだところまで書かれてあったのは良かった。
それぞれのヒロインの駄目なところがちゃんと書かれていてただ不幸なんですっていうだけじゃなかった。特に母親と娘の駄目さ加減というか泥沼感はこっからどう落ちをつけるんだという感じになれた。けれども途中でエロシーンが入るとなんか馬鹿馬鹿しいというかなんというか。エロシーンでも雰囲気を保ったままのエロシーンならいいんだけど思いっきりエロのためのエロシーンなのでそれまでの雰囲気が悪い意味でなくなったのはある。そこらへんはエロゲーである限り仕方ない部分ではあるだろうけどもったいないところ。
他の2人のヒロインだとはやてはわりと分かりやすい家庭問題もの。わりかしどうなるかは予想できたし問題解決があっさりすぎやしないかというのもあったけどそれなりによかった。良くも悪くも平均的な感じ。
きなこはだいぶ重めで描写的にもエグかったけど最終的に平和的というか落ち着くところに落ち着いたのはもったいなかった。あときなこは壊滅的に勉強ができないのといじめのトラウマの2つの問題があるんだけど途中から壊滅的に勉強ができない方がうやむやになった感じが残念。どっちかというとそっちに重点があった方が好みではあった。
複数ライターらしいけどそれぞれの書きたいことを各ルートで書いた感じがあってそこは凄く良かった。ただそれだけにエロシーンがあったからこそ貫けなかったところやエロゲー(ギャルゲー)だからこそできなかった展開もあっただろうなーといのが非常にもったいなさを感じる。でも場面場面では凄くいいシーンだったりいいセリフなども多かったので暗めでも平気という人にはおすすめ。でもやっぱりきなこのあのシーンは虫が駄目な人には本当に駄目だろうからその点は注意だと思います。
日廻り〜HIMAWARI〜
制作:SILK P.O.D.
絵もシナリオも綺麗な雰囲気があって良かったです。
子供の頃のおとぎ話みたいな感じでそういう意味ではラストもしっくりきました。
短い時間で作られたのでしょうがない部分はありますがもう少し長いシナリオで読みたかったなと思いました。
きのこぬん
制作:mt.saji
凄くいいゲームでした。
とりあえずやってみようと始めてもう少しだけという感じで今日一日中やりました。
内容としてはきのこと一緒に家からの脱出を目指す感じ。
歩数制限がありそれを超えると残機的なのが減って何度目かでゲームオーバー。
歩数制限のわりにやれることが多く最初のうちはクリアできるのかよと思いましたがやっていくうちにやらなくていいことが分かってきてスムーズにクリアできるようになれるのが凄く楽しかった。
演出で見せてくれるホラーなシナリオや描写なども凄く良くてどっぷりはまりました。
マルチなエンドはホラーなものからしんみりするものもあって全部埋めれた時はやってよかったなーと思いました。
最初の方は何がなんやら分からないうちに終わってしまい投げ出しそうになるかもですが、そこを超えたら凄く深く楽しめるのでとてもおすすめです。
危機一髪？ 撫子ちゃん！ ～エレベーター編～
制作:ととと
すぐに終わるミニゲーム。クリアの仕方は説明文にもゲーム中にも出てて簡単だけど簡単すぎて逆にどきどきすることができて良かった。クリアした後はてきとうに死に方探しも楽しめた。続編が出たらやりたいです。
