バイオハザード7

www.capcom.co.jp

制作:CAPCOM

原点回帰なホラーアドベンチャーゲーム

4からの流れでアクション重視になってたバイオハザードを1の頃のように戻した感じ。

大きな変更点は一人称視点になったこと。といっても1の最初はもともと一人称視点で開発してたらしいのでそういう意味でも原点回帰なのかもしれない。

ゲームの雰囲気を見ると1や2などのバイオハザードとも違うように思えるけどそこは原点回帰。アイテムを探して歩き回ったり敵がでかいクリーチャー化する、セーブポイントで一安心するなどきっちりバイオハザードらしさを感じられるゲームでした。何気にバイオ4の道具整理が復活してたのは嬉しかった。

その上で不気味な家族や一人称視点で感じられる歩くだけで怖さが分かる雰囲気など7ならではのホラーポイントがたくさんあってよかったです。また今までのバイオハザードだと主人公達はピンチになるものの酷い目に合わなかったけど今作だと遠慮なく酷い目にあっててスプラッター的な怖さがだいぶ強くなったと思います。

そこを歩くという恐怖、という意味では凄く良くできてたけど気になったのは敵キャラ。家族も最初は怖いものの基本的に逃げなくちゃいけないので怖いというより面倒になってくる。雑魚クリーチャーの種類も少なく、基本的に1つの派生。見た目がなんかシュールと言うかあんま怖さがなく、またこちらも逃げる方がいいので敵というより障害物という意味合いが強い気がしたのが残念。そうやって考えるとバイオハザード4のリヘナラドールはすごく良くできたクリーチャーだったと思います。

あと最近はあんまりこういうゲームをやらなくなってカジュアル難易度で遊んだけどそれでもまぁまぁ難しかったことかな。ちょうどいい難易度ではあったけれど、本当にストーリーを楽しむだけの難易度もあっていいと思う。

無限弾も難しいモードでしか手に入らないけどどの難易度でも欲しいなーと思いました。(クリアした難易度でしか使えない)

また周回前提なわりにムービーを飛ばせない謎仕様。たぶんロードとかそういう問題な気もする。ビデオのロードも長いし。

全体的に見ると凄く怖さもあってサバイバルホラーとして凄くいいゲームでした。

それだけに敵クリーチャーのデザインや種類やら目立って残念だなーと思いました。

8がどんなゲームになるかは楽しみです。

しかしながらもうこのゲームが出て4年も経過してたんだなーと思った。やっとプレイしたけど。