呪いの力を得た人たちが呪いあったり協力したりするノベルゲーム。
凄く面白かったです。
完全なノベルゲームというよりわりと探索など操作することが多め。
振り返ると……。みたいな演出がとても良かったです。
びっくり要素はあるものの連発しないところも良かった。
シナリオは始めから引き込まれる展開。序盤に退屈だなーと思うような話がなかったのですぐに物語にはまることができました。
プレイ時間は10時間とこの手の作品にしては少し短めなものの綺麗にまとまって終わるので完成度も満足度も高かった。
また群像劇なのでこの時間のこのキャラは~、こっちではこういう展開だからこっちでは~という面白さもありました。
演出も凝っていて良かった。特に呪殺シーンが好きです。
キャラクターも絵柄やわりとオーバーな表情などは好みは分かれそうだけどいいキャラが多かった。
性格がいいからいいキャラ、というだけではなく悪いからこそいいキャラも多く短い中でどのキャラも印象に残る場面が合ったのが良かった。特に刑事コンビとその娘が良かったです。
気になった点は文章スキップがないところ。探索を飛ばせたりするけどそれでもスキップがないとちょいだるなところはあった。
あとシナリオ的には呪いバトルが前半に固まってるのでそういうのを期待してる人はちょい残念に思うかも。
またわりとメタネタが多いのは気になる人は気になると思う(個人的には好き)。
あと値段的にしょうがないけど面白かったからこそおまけシナリオが欲しかったです。(DLC的なので出たら買います)
値段もプレイ時間的にも手を出しやすくキャラもシナリオも演出も凄くレベルが高いのでとてもおすすめなゲーム。もっとこういうのがたくさん出てくれたら嬉しい。
続編も計画中(?)みたいだけれども続編はもっと呪殺シーンと呪いバトルを増やしてほしいなーと思いました。